婦人科腫瘍外来開設のお知らせGuidance
婦人科腫瘍外来について
近年、婦人科癌治療は腹腔鏡、ロボット支援下手術を始めとする低侵襲手術、遺伝子パネル検査などの個別化医療、新規分子標的薬の開発など日進月歩で進歩しております。
よってこの多様化しているがん治療を受けるためには大学病院やがんセンターなどの高次専門病院が中心的な役割を果たします。
朝霞市およびその周辺の婦人科癌もしくは疑いの患者様がスムーズに最善のがん治療を受けられる様にこのたび婦人科腫瘍外来を開設する事にしました。 治療が必要である患者様についてはご希望があれば、東京大学医学部付属病院 女性外科に紹介いたします。
日時
毎週木曜日及び第1、4土曜日：16時～17時
外来担当者
曾根献文 （東京大学医学部付属病院 産婦人科准教授）
適応疾患
・婦人科悪性腫瘍 （子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、膣癌、外陰癌、子宮肉腫等）
・前癌病変 （高度異形成、子宮内膜増殖症、卵巣境界悪性腫瘍等）
・RRSO （リスク低減付属器摘出術）の適応症例
・確定でなくても上記と迷う患者でも構いません。（細胞診異常でも構いません）
あさか産婦人科で腫瘍外来を行うメリット
メリット1
ご希望があれば、東京大学医学部付属病院で治療が受けられます。当院非常勤医師である曾根献文（東大病院 産婦人科准教授）が、そのまま主治医となり低侵襲手術、卵巣癌根治術、広汎子宮全摘術、CIN3のレーザー蒸散術、リスク低減付属器摘出術等、幅広く対応します。
その後の抗癌剤治療、分子標的薬も責任を持って治療しますし、進行子宮頚癌の放射線治療も対応できます。ゲノム中核拠点病院ですので遺伝子パネル検査も行っております。
メリット2
②朝霞近辺在住の方ですと、埼玉県内の婦人科癌を専門に扱う施設より、東京大学医学部付属病院の方がアクセスが良いです。（最寄りの駅まで30～40分程度）
医師紹介
曾根 献文
東京大学医学部付属病院産婦人科 （産婦人科准教授）
略歴
| 2003年 | 東邦大学医学部卒業 |
|---|---|
| 2003年 | 東京大学医学部産婦人科学教室入局 研修医 |
| 2004年 | 日立製作所日立総合病院 |
| 2005年 | 関東労災病院 |
| 2008年 | 社会保険中央病院（現・東京山手メディカルセンター） |
| 2010年 | 東京大学大学院博士課程医学系研究科 生殖発達加齢医学専攻 卒業 |
| 2010年 | 東京大学医学部付属病院（特任臨床医） |
| 2011年 | 東京大学医学部付属病院（助教） |
| 2012年 | シカゴ大学医学部 博士研究員（研究室：中村祐輔先生） |
| 2014年 | 東京大学医学部付属病院（助教） |
| 2020年 | 東京大学医学部付属病院（講師、医局長） |